第3回:名古屋城(2016年9月25日) ― 2017年07月20日 23:28
前回犬山城は9月24日でした。出張で幾度となく名古屋城の近くに行っているのに、仕事が終わると閉館時間が過ぎていて、身近で遠い城でしたが、今回は休日なのでじっくりと見ることができました。といっても、14:00過ぎから仕事なので、のぞみに飛び乗らないと。天下の名城も戦火の被害にあい、消失したんですね。アメリカ軍は日本人の心を折るために、心の象徴である日本の城を重点的に爆撃したようです。姫路城のように、白壁は目立つので黒い紙を貼って戦火から逃れた城もあるです。天守に上る前に再建された本丸御殿を見ることに。日本人の建築技術、芸術的センスに感嘆です。素晴らしい。前を行くおばさんたち、注意しましょう。壁等を傷つけぬようバッグ類はお腹の前にと係員が言ってますが、ぶつかりそう。係員の心配そうな怒りの目を感じます。モラルは大切ですよ。
尾張名古屋は城で持つ
いよいよ天守です。織田、豊臣の黒い城とは対照的なまっ白い城です。江戸城も家康の時代はまっ白だったんだろうな。RC造の復興天守なので、展示物を効率よく鑑賞でき、登りやすい階段、エレベーターと親切なかぎり。きつい木造の階段がないのはちょっと寂しい。
思ったほど感動がないのは、戦国武将の生きざまがみえてこないからでしょうか。前回も書きましたが、寿命で、木造で復元の計画があるらしいです。河村市長は明言してましたが。お金かかかるんでしょうねえ。現代の建築技術で何百年持つ城が建築されるんでしょうか。天守を降りたあと周りを見学、巨大な清正石ありました。加藤清正ここにあり。どんな気持ちで譜請したんでしょうか。福島正則が名古屋城請請で「家康のためになんでこんなことせなあかんの」と愚痴をはいたら、「そんなに不満があるのなら、国(広島城?)に帰って、謀反の支度でもしろ」と、たしなめられたそうです。歴史があった。生きざまがあった。そんなこんなで、本家ひつまぶしも食べる暇なく、東京行きののぞみに飛び乗りました。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hmfhtc.asablo.jp/blog/2017/07/20/8624450/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。